学校 防災 工夫【一般社団法人 板硝子協会】

学校 防災 工夫


学校の防災の工夫に興味のある方へ。「防災安全合わせガラス」は一般社団法人 板硝子協会の会員であるAGC(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子プロダクツ(株)が製造する合わせガラスの共通呼称です。このページでは、防災安全合わせガラスについてご紹介をしております。学校の防災の工夫に興味のある方も、当サイトをご参照下さい。


■防災安全合わせガラスとは?

「防災安全合わせガラス」とは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜をはさみ、熱と圧力で圧着した合わせガラスで、その中間膜が60mil以上のものをいいます。2枚のガラスが強力に接着されているので、耐貫通性に優れ、万一破損しても破片がほとんど飛び散りません。このため、台風、地震、人体のガラス面への衝突事故に対して高い安全性を発揮し、被害を最小限に抑えることができます。また、防犯や防音性にも優れ、経年劣化もほとんどないのでメンテナンスも不要なガラスです。


<中間膜の厚み>
防災安全合わせガラス 60mil以上
安全合わせガラス 30mil以上 60mil未満
合わせガラス 30mil未満

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■防災安全合わせガラスの特徴

<飛来物が当たっても貫通しにくい>

台風などの対策被害対策において、風圧に対しては、耐風圧計算に基づいた適切なガラス厚の選定で対応可能ですが、飛来物の衝突に対しては、割れても破片の飛び散らない「防災安全合わせガラス」の導入が極めて有効です。


<割れても破片がほとんど飛散しない>
飛散率とは、ガラスを強制的に破壊して、全体の何%が破片として飛散したかを重量比で表したものです。一般のガラスは約50~60%が破片として飛散してしまうのに対して、「防災安全合わせガラス」の飛散率は約1%です。


<防犯性能が得られる>

警察庁・国土交通省・経済産業省と一般社団法人 板硝子協会を含めた民間関係団体で構成される「官民合同会議」で、防犯面で想定される試験を実施し、合格したもののみ防犯性能の高い建物部品として認定、「CPマーク」の使用が認められます。「防災安全合わせガラス」はこの「CPマーク」対象品として認定されています。

※(財)全国防犯協会連合会のCP建物部品に認定


<紫外線をほぼ100%カット>

「防災安全合わせガラス」は、中間膜によって太陽光に含まれる紫外線を99%以上カットし、家具や壁面などの色あせを抑えます。


■こんな施設におすすめ

・小・中・高等学校
・保育園・幼稚園
・病院・福祉施設
・区役所・市役所・町役場
・警察・消防施設
・大規模商業施設(ショッピングモール、コンサートホール)


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■小中高等学校の「防災安全合わせガラス」の普及状況

~災害時の避難所となる小中高等学校で、「防災安全合わせガラス」の早期普及が求められています!~

小中高等学校 防災安全合わせガラス普及率 2.6%。国が定める災害時の一般避難所は、全国に約67,000カ所あり、その約50%は公立小中高等学校で占められています。避難所は、被災者を守るための高い安全性が求められますが、小中高等学校での「防災安全合わせガラス」の導入はわずか約2.6%※。災害時に窓ガラスが破損して破片が飛び散ると、ケガの危険があるだけでなく、避難所として使えなくなってしまいます。児童生徒はもちろん、地域住民の安全を守るためにも、小中高等学校への「防災安全合わせガラス」の導入が急務となっています。


■このような方は防災安全合わせガラスをご覧ください

・小学校や中学校、高校などの防災や学校の防災や防災グッズ、工夫、取り組み、備え、役割、防災設備、学校の防災対策などに興味のある方
・地震の際の教室や体育館、避難所や防災拠点の防災機能などに興味のある方


■過去の寄贈事例

<機能ガラス普及推進協議会が「防災安全合わせガラス」を大阪府大阪市立今市中学校体育館に寄贈しました>

大阪府大阪市立今市中学校に「防災安全合わせガラス」200枚を寄贈しました。今市中学校は大阪市旭区の一般避難所に指定されています。10月10日の窓ガラスの日に合せて取替工事が行われたのち、11月24日に寄贈式が大阪市役所で、同日、今市中学校で1年生150人に出張授業が行われました。今回の寄贈によって2018年の台風21号や大阪府北部地震のような災害にも、より避難所として機能することが期待されています。

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<機能ガラス普及推進協議会が「防災安全ガラス」を岡山県和気町立本荘小学校体育館に寄贈しました>

機能ガラス普及推進協議会が、岡山県和気町立本荘小学校体育館に「防災安全ガラス」153枚および強化ガラス3枚を寄贈しました。昨年11月の奈良県生駒市立真弓小学校体育館に続き2件目の「防災安全ガラス」寄贈となります。本荘小学校体育館は、和気町稲坪地区の広域避難所に指定されており、ガラスの取り換え工事は地元のガラス店などが参加して3月に行われました。

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<機能ガラス普及推進協議会が「防災安全ガラス」を奈良県生駒市真弓小学校体育館に寄贈しました>

機能ガラス普及推進協議会が、生駒市の真弓小学校に「防災安全ガラス」を寄贈、2017年8月に体育館で156枚設置が完了しました。前年の熊本地震では、ガラスの破損で小中学校の体育館などが避難場所として使えなかったことを教訓に、今後は避難所の確保も重要になっていく為、割れても飛散しにくい「防災安全ガラス」の普及、PRを進めています。また同年11月、生駒市役所にて寄贈式も行われ、小柴市長から感謝状を頂きました。その後、真弓小学校で生徒84名を集めてガラスの出張授業を行いました、ガラスの歴史や種類の説明から、ガラス破壊のデモンストレーションなどを行い、生徒さんも興味深く「防災安全ガラス」の有効性を確認していました。

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■よくあるご質問

Q.防災安全合わせガラスは、学校に必要といわれているのはなぜでしょうか?
A.学校には子供たちの学習・生活の場として、災害時の避難場所・コミュニテイの拠点として安全・安心が求められています。


Q.学校での交換を検討したいのですが、主にどのような場所で使用するのが良いのでしょうか?
A.教室なども含めて防災安全合わせガラスを構成材料としたエコガラスをお薦めしますが、とりわけ災害時に避難所として使用される体育館へのご採用を優先的にご検討お願いします。


Q.現在、エコガラスを使用しているが、防災安全合わせガラスに変えたほうがいい場所はありますか?
A.災害時に避難所となる学校、幼稚園、保育園や災害復旧の拠点となる市庁舎、消防署、警察署などの窓ガラスには、防災安全合わせガラスを構成材料とするエコガラスをお薦めします。

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〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル4F
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