災害 避難所 運営
災害時の避難所の運営に興味のある方へ。「防災安全合わせガラス」は一般社団法人 板硝子協会の会員であるAGC(株)、日本板硝子(株)、セントラル硝子プロダクツ(株)が製造する合わせガラスの共通呼称です。このページでは、防災安全合わせガラスについてご紹介をしております。災害時の避難所の運営に興味のある方も、当サイトをご参照下さい。
■小中高等学校の「防災安全合わせガラス」の普及状況は?
~災害時の避難所となる小中高等学校で、「防災安全合わせガラス」の早期普及が求められています!~
小中高等学校 防災安全合わせガラス普及率 2.6%。国が定める災害時の一般避難所は、全国に約67,000カ所あり、その約50%は公立小中高等学校で占められています。避難所は、被災者を守るための高い安全性が求められますが、小中高等学校での「防災安全合わせガラス」の導入はわずか約2.6%※。災害時に窓ガラスが破損して破片が飛び散ると、ケガの危険があるだけでなく、避難所として使えなくなってしまいます。児童生徒はもちろん、地域住民の安全を守るためにも、小中高等学校への「防災安全合わせガラス」の導入が急務となっています。
■防災安全合わせガラスについて
~台風、地震、衝突事故の被害を抑える。防災安全合わせガラス~
一般に、建物に使用されるガラスは十分な安全性を備えていますが、大地震や台風などで想定を超えた力がかかると破損してしまう場合があります。災害時に窓ガラスが破損して破片が飛び散ると、ケガなどの二次被害につながる恐れがあり、避難の妨げにもなります。「防災安全合わせガラス」は、割れにくく、割れても破片が飛び散らないので台風、地震、人体のガラス面への衝突事故に対して高い安全性を発揮し、被害を最小限に抑えることができます。
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■過去の寄贈事例
<機能ガラス普及推進協議会が「防災安全ガラス」を福岡県添田町民総合余暇利用施設(そえだドーム) に寄贈しました>
機能ガラス普及推進協議会が、福岡県添田町民総合余暇利用施設(そえだドーム)に「防災安全ガラス」254枚を寄贈しました。福岡県添田町は平成29年7月の九州北部豪雨、平成30年7月の西日本豪雨で被災されており、そえだドームは一般避難所に指定された収容人員の多い重要な施設です。
機能ガラス普及推進協議会では、本年10月の宮城県石巻市立蛇田中学校体育館に続き全国で4件目の「防災安全ガラス」寄贈となります。
「防災安全ガラス」への取り換え工事は、福岡県板硝子商工協同組合加盟のガラス店などが協力して10月に行われました。11月22日に寄贈式が添田町オークホールで実施され、引き続き真木小学校で出張授業が行われました。寄贈式では寺西町長にもガラス破壊比較実験にご参加いただき、「防災安全ガラス」の割れにくく、割れても破片が飛散しにくい効果を体感いただきました。町防災管理課様からは「効果を見ながら、将来的には避難所に指定している他の公共施設への導入も検討したい」とのお言葉をいただきました。
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<機能ガラス普及推進協議会が「防災安全ガラス」を宮城県石巻市立蛇田中学校体育館に寄贈しました>
機能ガラス普及推進協議会が、宮城県石巻市立蛇田中学校体育館に「防災安全ガラス」140枚を寄贈しました。本年5月の岡山県和気町立本荘小学校体育館に続き全国で3件目の「防災安全ガラス」寄贈となります。ガラスの取り換え工事は宮城県板硝子商工協同組合加盟のガラス店などが参加して7月の夏休み期間中に行われました。10月9日に寄贈式が石巻市役所で実施され、引き続き蛇田中学校で行われた出張授業には全校生徒622人が参加しました。
蛇田中学校体育館は、石巻市本庁地区の避難所に指定されており、東日本大震災時には最大4,000人の方が避難され、その後数か月にわたって避難所として利用されました。同校の生徒会長からは感謝の言葉として「防災安全ガラスを寄贈していただいてありがとうございます。生徒、地域が安全・安心して使うことができます。」と述べられました。
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■防災安全合わせガラスの寄贈募集について
機能ガラス普及推進協議会では、防災安全合わせガラス普及活動を推進しており、学校施設への防災安全合わせガラスの採用を目指す自治体に対し、避難所に指定されている学校などへの「防災安全合わせガラス」の寄贈活動を行う予定です。機能ガラス普及推進協議会の活動主旨をご理解の上、ご希望の自治体様は下記の応募フォームよりご応募ください。
>>応募はこちらのフォームから
■このような方は防災安全合わせガラスをご覧ください
・災害時の避難所や指定避難所の運営、安全性、課題、開設、準備、条件、設置、防災、防災グッズなどに興味のある方
・小学校や学校の体育館などの避難所の問題点や役割、設備などに興味のある方
■よくあるご質問
Q.学校での交換を検討したいのですが、主にどのような場所で使用するのが良いのでしょうか?
A.教室なども含めて防災安全合わせガラスを構成材料としたエコガラスをお薦めしますが、とりわけ災害時に避難所として使用される体育館へのご採用を優先的にご検討お願いします。
Q.現在、エコガラスを使用しているが、防災安全合わせガラスに変えたほうがいい場所はありますか?
A.災害時に避難所となる学校、幼稚園、保育園や災害復旧の拠点となる市庁舎、消防署、警察署などの窓ガラスには、防災安全合わせガラスを構成材料とするエコガラスをお薦めします。
Q.防災安全合わせガラスは、全ての自然災害に対して効果を発揮するのですか?
A.防災安全合わせガラスは、地震時の転倒家具や台風時の飛来物の衝突に対し、耐貫通性に優れたガラスですが、あらゆる災害、及び事象に効果を発揮するわけではありません。
災害時の避難所の運営に興味のある方も当サイトをご参照下さい。
お問い合わせはこちら
一般社団法人 板硝子協会
〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル4F
TEL.03-6450-3926 FAX.03-6450-3928
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