建物・自動車などの安全
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飛来物によるガラスの破壊実験
試験装置
試験に用いる加撃体
加撃体の種類 | 加撃体の質量(材質) | 衝撃速度 m/s | 備考 |
---|---|---|---|
A | 2g±0.1g (鋼球) | 39.7 | |
B | 1kg±0.1kg (木材) | 15.3 | |
C | 2.05kg±0.1kg (木材) | 12.2 | 屋根瓦の破片相当 |
JD | 3.0kg±0.1kg (木材) | 15.3 | 屋根瓦相当 |
D | 4.1kg±0.1kg (木材) | 15.3 | |
E | 4.1kg±0.1kg (木材) | 24.4 |
出典:「JIS R 3109:2018 建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法」による。
- ●加撃体A: 鋼球(飛んでくる小石を想定)
- ●加撃体B〜E
普通フロート板ガラス割れると鋭利な破片が飛び散ります。
網入りガラス(防火用のガラス)火災時に飛散しないようにガラスの中に網が入っていますが、物がぶつかると簡単に網が破れて貫通します。
強化ガラスガラスを約700℃に加熱した後、急速に冷やしてつくったガラス。
フィルム貼りガラス(部分貼り)既存のガラス面にフィルムを貼る場合は、サッシ等のフレーム内にフィルムを収められない場合があります。部分貼りの試験ではフィルムの端部とゴムの間に約2mmの隙間があるものを使用しています。
フィルム貼りガラス(全面貼り)フィルムを、サッシ等のフレームの中にしっかり収め、
ガラス全面に貼られたものを使用しています。
合わせガラス2枚のガラスの間にプラスチックの特殊フィルムを挟み、
熱で圧着したガラスです。
出典:
ここに掲載した実験結果は、科研費(23360246)の助成を受けた研究成果である。
京都大学防災研究所「板ガラスの耐衝撃破壊性状(実験結果データ集)平成23 年8 月30 日」
河井 宏允教授(東京電機大学・京都大学名誉教授) 丸山 敬教授(京都大学防災研究所) 西村 宏昭氏( (財)日本建築総合試験所)
<試験体提供/板硝子協会・日本フィルム工業会>
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