過酷な被災体験を生かせ町の施設に防災安全合わせガラスを導入
災害史上に残る豪雨災害に見舞われながらも人的被害ゼロだった福岡県添田町。近年、大型化し頻度も上がり続ける自然災害の再来を念頭に、指定避難所となる公共施設の窓を防災安全合わせガラスに入れ替えた。行政と民間が「起こってからでは遅い」と力を合わせ、平時からの高い防災意識づくりと建築的対応で町民の命とくらしを守る。安心安全な故郷をめざす小さな町の取り組みを追った。