防災安全合わせガラスの選び方
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台風被害を
軽減するガラス台風の際には、想定を超えた大きな風圧や飛来物の衝突によって窓ガラスが破損する恐れがあります。風圧に対しては、耐風圧計算に基づいた適切なガラス厚の選定で対応可能ですが、飛来物の衝突に対しては、割れても破片も飛び散らない「防災安全合わせガラス」の導入が極めて有効です。台風によって窓ガラスが割れると、強風が室内に吹き込んでさらに被害が拡大する恐れがあるので、「防災安全合わせガラス」の導入で被害の軽減を図りましょう。
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地震の被害を
軽減するガラス地震による窓ガラスの破損は、揺れによって窓枠が歪み、その変形にガラスが追随できなくなって割れてしまう場合と、家具などの衝突による破損の2種類があります。こうしたガラスの破損は、設計時にガラスと窓枠の隙間(エッジクリアランス)を適正に確保することや、家具をしっかりと固定しておくことで防止できますが、想定を超えた揺れの場合は、破損の恐れがあります。窓ガラスが割れると、鋭利な破片による二次被害が懸念されるため、地震の被害を軽減するには、割れても破片の飛び散らない「防災安全合わせガラス」が有効です。
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人体衝突被害を
軽減するガラス人がガラスに気づかず衝突してしまった場合や、転倒してガラスにぶつかってしまった場合、ガラス破片の飛散や脱落が大きなケガの原因になる恐れがあります。割れても破片の飛び散らない「防災安全合わせガラス」を用いることで不慮の事故による被害を軽減することができます。